2012年10月26日金曜日

39冊目「暗号少女が解読できない」

今回は10月25日発売のスーパーダッシュ文庫新刊「暗号少女が解読できない」の感想です。
この作品は第10回スーパーダッシュ文庫新人賞大賞受賞作になります。

転校早々、孤立してしまった少年・西村
だがそんな西村に唯一話しかけてくれた美少女・沢渡遥から手紙を渡される。それが、暗号に情熱を燃やす不思議少女とのミステリアスな日々のはじまりで…!?

私にはまったく合わない作品でした。
主人公視点で話は進んでいくんですが、主人公の思考の言い回しとかが無駄に遠回りだったり変な喩え挟んだりでイライライラッってしちゃってダメでした。これはしょうがない。
それと掛け合いもあまり面白いとは思わなかったかなぁ……
読み進めるのが結構辛かったです。

作中に登場する暗号自体はよく考えられています。
暗号は解いてみたりしながら、なるほどと頷きつつ楽しんで読めました。
しかし文章が厳しかったなぁ……

苦手な文体がなかったり、軽く読んでみて大丈夫そうであれば問題なく買って損はしない作品じゃないかな?と思ったりします。
SDはあまり当たりを引かないなぁ……というイメージがつきつつある私です。

暗号少女が解読できない (集英社スーパーダッシュ文庫 し 8-1)
新保 静波
集英社 (2012-10-25)
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2012年10月24日水曜日

38冊目「失敗禁止!彼女のヒミツはもらさない!」

今回は、10月24日発売のMF文庫J新刊「失敗禁止!彼女のヒミツはもらさない!」の感想です。
第8回新人賞の優秀賞受賞作品になります。

聖流学園・第二華道部――。
学園屈指の美少女が集まるこの部は活動内容・入部条件など一切不明の謎の集団。
主人公・清水ショウはひょんなきっかけから、部のメンバーである妹の聖から第二華道部への入部を勧められる。
「に、兄さん。そのしみ……もしかして……?」
「違うんだ聖! これはオレンジジュースをこぼしただけなんだよ! 」
一体、謎に包まれた入部条件とは何なのか……!? 訳の分らぬまま、部長・流泉寺クリスの待つ部室に向かったショウは、そこで彼女たちのヒミツを知る……!!
決して(ヒミツは)もらさない!! 新人賞優秀賞受賞! ヒミツの問題作、遂に公開!

変態だーっ!!!おもらし少女好き垂涎の作品じゃないでしょうか。
本当はお兄ちゃん好きな妹、中二病な後輩、元気系可愛い同期生、お嬢様同期生と第二華道部という何をするのかわからない謎の部で一緒に謎の活動をするという作品。
謎の活動というか、こんなの隠してもしょうがねーよwww
彼女たちはおもらしをします。この女の子たちはみんなおもらししちゃうから、おもらし克服しようぜっていって集まってるんですよ!バカか!バカだ!変態だーっ!!!

なんか一回アクシデントを乗り越えるだけで主人公の事好きになっちゃう感じが凄いエロゲみたい。
中盤まで読んでだれてきたなーっと思って読んでたんだけど、変な感じになってきて終盤からなんか凄い面白いんじゃないか?って気がしながら読んでたけど、思い返してみれば多分気のせいだと思う。

まぁよくあるハーレム物です。
主人公の鈍感ぶりというか勘違いぶりが凄い表現が下手というか、無理ある。
そろそろ聞こえなかった振りしたり、聞こえたけど「○○な俺に女の子が寄ってくるはずないしな」とか言いながら、勝手に別の解釈して受け答えするような流れを禁止にしようぜ。良くない。

可愛い女の子達が「もう……ダメっ! 我慢できな……い……」みたいに悶えまくってるので、そんな様子をただただ何も考えずに読んでいると面白いのかもしれない。それだけが面白いのかもしれない。

出落ち巻半端じゃないんですけど、次の巻が出るみたいなんです。
この話どうやって続けていくんですか?www 私、気になります!
おもらし女の子大好き!っていうちょっとアレな人たちはニヤニヤ読めると思うよ!

失敗禁止!  彼女のヒミツはもらさない!  (MF文庫J)
真崎まさむね
メディアファクトリー (2012-10-24)
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2012年10月20日土曜日

「Nexus7 Travel cover」を買いました

普段はNexus7を100均の大きめのポーチに入れて持ち歩いていたのですが、かなり大きめだったり出し入れが面倒くさかったりという理由から、ヨドバシでカバーが売ってたので買ってみました。

オフィシャルのトラベルカバーという商品のようです。
装着すると今な感じ非常に軽く、グリップ感は良いです。
Nexus7には磁気でのオートスリープ機能があったりしますが、このカバーには磁石が仕込まれて居ないため蓋を閉めてもオートスリープはしません 。
自分はなるべく持った時の感覚が変わらなくて、軽いものが良かったので非常に満足してます。
がっちり保護するようなブックカバーみたいなタイプはあんまり好きじゃないので……。
裏面は本体のようにnexus7とASUSのロゴが入っています。
各種ボタンも押しやすい為中々良い物じゃないかと。

自分のようにフィット感の高い軽くて元の使用感と変わらないものを求めてる人にはオススメです。
そうじゃない人にはこちらが一番人気みたいですね。スタンド状態を保持することが出来るギミックなどがあり使いやすいとのことです。割と安いのも人気の理由かも。

2012年10月17日水曜日

37冊目「マグダラで眠れⅡ」


今回は今月の新刊だった「マグダラで眠れⅡ」です。

異教徒最大の鉱山の町カザンに、近々入植があると気づいた錬金術師クースラウェランド。それは、工房のある町グルベッティが戦争の最前線ではなくなる ことを意味していた。
二人はなんとかカザン入植の波に乗るべく、手柄を立てようと画策する。
そんな時、二人のもとに“伝説の金属ダマスカス鋼”の噂が舞い 込んでくる。どうやら鍛冶屋組合の若き長である少女イリーネが、その金属の秘密を知っているというのだが―。
眠らない錬金術師クースラ白い修道女フェネシスが紡ぐ、その「先」の世界を目指すファンタジー
シリーズ第2弾。

まー、驚くほど面白くなかったという一言です。
前巻異常にヒロイン(フェネシス)への弄りが酷い。ファミ通文庫の黒鋼の魔紋修復士も主人公がヒロインを結構弄ったりしていますが、ああいうのとは違った変なイジリ方で面白くない。
そして1巻は割と話も面白かったんですが、今回は面白くなかった。
特に山という山も無く盛り上がらず、今回のメインだったであろうダマスカス鋼についての話の顛末が微妙すぎて何それ……状態。
最終的に何が言いたかったのかはわからないでもないけど、物語の展開があまりにも酷いよ。

もうちょっと鉄の精錬の話とかそういう方向性で魅力を出してくれないと今後に期待は一切出来ない。
あと、イラストが微妙すぎ。驚くほど微妙すぎ。
今はネームバリューでまだ売れるかもしれないけど、今巻で見切る人結構出てくる気がする。
次で挽回出来ないと早期打ち切りまで見えそうなレベルだった。
半分読んで、残りのページ数見て頭傾げ始めて、2/3読んだ頃「おいおい……」と思うようになって、3/4読んだ頃に駄目だこれーと思い始めて、全部読み終わったため息をついた。

次の巻で巻き返しを期待します。

マグダラで眠れII (電撃文庫)
支倉凍砂
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2012年10月10日水曜日

36冊目「ソードアート・オンライン プログレッシブ1」


本日発売の電撃新刊「ソードアート・オンライン プログレッシブ1」早速読み終えました。
SAO1層の攻略を描いた新シリーズになります。
今後はSAOP・SAO・AWで順番に隔月刊行になるのかな?
アニメイトで電撃新刊購入しましたが、5冊で目録が貰えた。

「このゲームはクリア不可能なのよ。どこでどんなふうに死のうと、早いか…遅いかだけの、違い…」
茅場晶彦によるデスゲームが開始されて一ヶ月。この超難度のVRMMO内で犠牲になったプレイヤーは二千人にも及んだ。
“第一層フロアボス攻略会議”当日。自身の強化のみを行うと決め“ソロ”として戦うキリトは、会議場に向かう中途で、最前線では珍しい女性プレイヤーと出会う。強力なモンスター相手にレイピア一本で戦い続ける彼女は、あたかも夜空を切り裂く “流星”のようで―。
キリトが“黒の剣士”と呼ばれる契機となったエピソード『星なき夜のアリア』、さらに“第二層フロアボス”攻略戦にまつわる、とある少年鍛冶職人の悲哀を描く『儚き剣のロンド』他全三編を収録。

一冊でさらりとクリアしてしまったSAOですが、一冊で2層攻略までをじっくり書いてくれるのは素直に嬉しい。
今後もこのペースだとクリアまで何冊かかるのかわからないですけどwww

そしてアニメでは「そんなんビーターや!!」のセリフで印象強かったウェカピポの鉄球みたいな頭してるキバオウさんが沢山出てきます!アニメよりこっちのイラストは凛々しく見える。
序盤はアニメでやった1層の攻略が丁寧に描かれている。後半は2層攻略のお話。

それにしてもやっぱりダンジョン攻略してる話は面白!。
戦闘時の描写は緊張感があって読んでてワクワクしてくる。これは変わらないね。
一方で2層攻略篇の大部分を占める鍛冶師中心の話は、こういうのも必要なのはわかるけどやっぱりイマイチなんだよなぁ。と思ってしまう。8巻収録の短編とかは面白かったからゲーム性というか、PvEとかゲーム内イベントに強く関連していないと自分が楽しめないのかもしれない。

今まで名前しか出なかったキャラとか、アインクラッド解放軍はここからできていくのか……ってところがわかったりとか、よりSAOが楽しめるようになるシリーズになることは間違いないんじゃないかと。
情報屋のアルゴがすげーいいキャラしてて好き。イラスト欲しい。
あとがきにも書かれてるけど、アスナがっつり出てきてキリトと共に行動しまくる点が気に入らない人も出てくるんじゃないかな。

今巻結構厚めで500P程あります。そして少しお高めの税抜690円。
他の新刊達と比べると、お!少し厚いから読み応えが……隣に鎮座する900P超のホライゾン!

アニメで気になった人は是非原作SAOを読んでみて下さい。原作の方が絶対おもしろいです。
そしてSAOが気に入ったら、SAOPにも手を伸ばして貰えれば更に好きになれる。そんな一作。
略称はSAOP?SAOプログレッシブ?

ソードアート・オンライン プログレッシブ1 (電撃文庫)
川原礫
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2012年10月7日日曜日

35冊目「雪の翼のフリージア」



今回は電撃文庫9月の新刊だった「雪の翼のフリージア」の感想を。
著・イラストは「雨の日のアイリス」と同じ松山剛ヒラサトです。

ここは翼をもつ人々が住まう世界。事故で翼を失った『飛翔士』の少女・フリージアは、再び大空を飛び、生き別れとなった妹と暮らすために“義翼”職人の男・ガレットのもとを訪れた。
ガレットはあくまで代替品である“義翼”で過酷な飛行レースに臨もうとするフリージアに辟易するが、彼女との間に『ある因縁』があったことを知って、力を貸すことを決める。目指すは飛翔士たちの最高峰『天覧飛翔会』での優勝。果たして少女の信念は大空を制することができるのか―。
不屈の意思を持つ少女と、それを見守る“義翼”職人の男の、努力と信念の物語。

前作「雨の日のアイリス」が大好評だった松山剛の新作です。
前作は読もう読もうと思って未だに読んでないという……先にこちらを読んでしまった。

1巻でよくまとまっていて、よくできている作品でした。
でも、先の読みやすい展開だったり、なんか特にコレといった強いキッカケも無いのに惚れてたり、ちょっと納得いかないというか、モヤモヤした感じも多少感じた。
飛行レースの描写は微妙で、イマイチその面白さというか過酷さとか争ってる感が全く伝わって来なかった。ヒロインとライバルが強すぎて、スタート時から他をぶっちぎってしまって、以降二人しか飛んでないのもその原因かな。

下に終盤のネタバレ含んだ違和感について白文字で
レース内で発生した事件ですが、ライバルを勝たせる為に主犯は発砲したわけですが、ほとんどの人が義翼で参加とかwwwみたいにバカにしてたけど、犯人だけは負けるかもしれない!フリージアを撃たないと!って思ってたのかなぁ?
なんかその辺が微妙。去年は事件が起きず、今年事件が再度起きる理由としてはイマイチ説得力が無い気がするんですけど、どうでしょうか?

という感じでちょっと引っかかる部分はありますが、世界観とかレースの全体像とか1巻にうまくまとまってるとは思います。
続き出すのかな?って感じの終わり方だけどこのままだとあんまりおもしろく無さそうなので頑張って欲しい。
悪くはないけど、あと一歩な一冊だったかな。

雪の翼のフリージア (電撃文庫)
松山剛
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2012年10月5日金曜日

34冊目「生徒会探偵キリカ3」


今回は2日発売の講談社ラノベ文庫新刊「生徒会探偵キリカ3」です。
同時に漫画版の1巻も発売されていました。

生徒数8000人超の巨大学園を牛耳る生徒会で書記として働き始めた僕。
やってきた高校最初の夏休みは遊びやイベントでいっぱい……では全然なく、いつも のように生徒会室で変人ぞろいの女たちにいじくられながら、舞い込むトラブルをさばく日々だった。
暴走気味の風紀委員長とはカンニング疑惑を巡って真っ向勝負で正義を戦わせ、夏といえばプール! の水泳対決では副会長の美園先輩の腹黒さとナイスバディが炸裂? 《生徒会探偵》キリカも諸般の事情でついに水着に!
色々と真っ盛りのハイテンション学園ラブコメ・ミステリ、第3弾

無難に安定して安心クオリティで面白いです。
いつもどおりのテンポの良いキャラの掛け合い。
いつもどおりなんかよくわからないけど大人気主人公。
全ては鈍感の一言で許される!
そんないつもの杉井作品ですが、なんか他とはちょっと違う気もするこのシリーズも遂に3巻です。
あれ?こんなキャラ他のシリーズにも居た気がする……ってキャラばっかですよね。まるでジャイアント・ロボ等のスターシステムみたい。

それが逆に、安定した展開づくりと相まって安心して楽しめるのかもしれない。
杉井作品1作読んでみてちょっと合わないと思ったら全部ダメって言いますし。
でもキリカに関しては他とちょっと雰囲気違う部分もあるんじゃないかな?と思ったり。
それがなんなのかはイマイチわからないけど……。違う気がするだけかもしれない。

キリカが可愛ければそれでいいだろ!!

ラストの展開は今までの主人公とは違う部分が垣間見えて、今後が結構楽しみになりました。
次はいつ出るんだ!はよ!

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杉井 光
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生徒会探偵キリカ(1) (シリウスKC)
YUI
講談社 (2012-10-02)

2012年10月3日水曜日

33冊目「疑心恋心」


33冊目はガガガ文庫の新刊「疑心恋心」です。
著者は「隙間女」などの丸山英人

ある特異体質を持って生まれた少女の物語。
『俗信』や『疑似科学』という言葉を知ってるかい?
ある日、八十島 樹はしゃっくりに悩まされていた。
それを止めるために、様々な俗信を試したがしゃっくりは止まる気配がない。そこに、なにをやっても止まらないという噂を聞きつけた、おせっかいな友達がやってきて『絶対にしゃっくりを止めることが出来る人物』のところまで連れて行ってくれるという。
だが案内された先は、ここ高校の生徒なら誰もが恐れる“呪われた地学準備室”だった。扉を前に立ち止まってしまった僕を尻目に、友達は恐れることなく扉を開きながら声をかける。おそるおそる部屋の中を覗いた僕が見たのは異質な雰囲気を纏った美少女だった。

思えば、この時この瞬間から僕の人生が変わったのかもしれない。
そう、“呪われた地学準備室”の主・釣見朱鷺子に出会ったことで――――。

『隙間女(幅広)』などで知られる丸山英人が紡ぐ新感覚ラブコメ、開幕!

ということで、電撃から移籍しての作品となります。
ハッキリ言って私はまったく面白いと思わなかったです。
Amazonとかブクログみるとそこそこ評価いいみたいでちょっと驚いてる。

ヒロインの釣見朱鷺子には『俗信』や『疑似科学』を実現させてしまう特殊能力がある。
主人公はそれを詐欺だと決めつけ、ヒロインに対してその謎を暴くためストーカー宣言を!
っていう話の流れなんだけど、まー話の展開が面白くない。山場が無い。
キャラの特徴も、そういう能力があるって事と、主人公が異様に執着するってことくらいのもの。

『俗信』や『疑似科学』が実現するっていうのがまず結構曖昧。
前半は自分で相談室なるものを開いて色んな人の相談を受けていたのに、後半は自分は危ないから近寄るな!と言い始める。『俗信』や『疑似科学』に対応する事象は余すことなく実現するのかとか色々と中途半端。
もう、半分くらいから読むの辛くなってラスト30ページくらいは本当にしんどかった。

でも、評価は割といいらしいので読んでみるのはどうでしょう?
面白かったって人は良かった点を教えてくれると嬉しいです。

疑心恋心 (ガガガ文庫)
疑心恋心 (ガガガ文庫)
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丸山 英人
小学館 (2012-09-19)
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